石膏ボードの種類

2020年3月23日

ボードの種類についてまとめたいと思います。

 

石膏ボード(石膏ボード系)

主原料の石膏と少量の軽量鉄骨などの混合物を芯とし、その両面を厚紙で被覆して板状に成型したもの。

石膏ボード

 

遮音性断熱性がある。

吸水率が大きく、給水すると強度が著しく低下する。

そのため、水回りには使わない。

 

厚さ12mm以上で、有機質充填剤が混入していないものは不燃材料

厚さ9mm、12mmで有機質充填剤が混入されたものは準不燃材。

 

耐水性のシージングボードがある。

強化石こうボードもある。

 

強化石膏ボード(石膏ボード系)

強化せっこうボードは、芯のせっこうに無機質繊維を混入した上で油脂をしみ込ませ、強度を向上させたもの

 

シージング石こうボード(石膏ボード系)

石こうボードの耐湿性を向上させたもので、水回りに使える

両面のボード用原紙及び芯のせっこうに防水処理を施したもので、普通せっこうボードに比べ吸水時の強度低下、変形が少ない。

 

木毛セメント板(セメント系)

比較的軽量で、防火性能がある。

断熱性、吸音性がある。

 

こんな板です。

 

けい酸カルシウム板(セメント系)

けい酸カルシウム板は、石灰質原料、けい酸質原料、繊維等を原料とし、成形後に高温高圧蒸気養生を施したもので、軽量で耐火性、断熱性がよい。

 

軽量で加工が簡単。

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湿気や湿度による寸法変形が少ない。

そり変形は小さいが、吸水性は大きい。

弾性があって、熱、音の遮断性に優れた不燃材

フレキシブルボード(セメント系)

繊維強化セメント板とも呼ばれるボードです。

可とう性があります。

「可とう性」とは、曲がりやすさ、曲げやすさのことを言います。

 

繊維の部分は、合成繊維、パルプ、耐アルカリ性ガラス繊維などを加えたもの。

弾力性、柔軟性、加工性に優れ内装下地や間仕切りに使われています。

 

パーティクルボード(木質系)

木材の小片を接着剤で熱圧成形したボードで、遮音性、断熱性、耐久性、防火性に優れている。

 

机の天板や化粧板の中に使われていることが多い。

 

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