埋戻しについて

2020年4月24日2020年4月30日

二級建築施工管理技士の試験では、根切りのほかに、埋戻しについても問われます。

詳しいことは知らなくても大丈夫ですが、概要くらいは知っておかないと解答することができません。

埋戻し

埋戻しとは、根切りで掘削（くっさく）した後の穴を埋めることです。

掘削が掘ること。

埋戻しが埋めること。

 

埋戻し土としては、均等係数の大きい山砂が適しています。

均等係数とは、大小さまざまな粒径砂が混ざっている係数の事で、均等係数が大きい物は大小の差が大きい砂。

均等係数が小さいものは、粒の大きさがそろっていて、差がない砂。

 

埋戻しにやむを得ず粘性土を使う場合は、約30ｃｍごとに水平にならして、転圧や突き固めを行う必要があります。

転圧とは、ロードローラーやタイヤローラーで踏み固めることを言います。

 

ロードローラー

地面を踏み固める建設機械。

 

タイヤローラー

ロードローラーの一種でタイヤになっている。