2-2.建築構造の種類の得点アップの虎の穴
建築構造について、2級建築施工管理技士に合格するために必要な情報をお知らせします。
極端な話、この文言を完全丸暗記すれば、合格できる確率がぐっと上がります。
こちらの各文は、全て正しい内容をお知らせしています。
覚えた文言と違う部分が出てきたら、間違いとなります。
「建築構造の種類」と1つの項目にまとめてみたのですが、後で考えたら結構範囲が広いです。
地盤、鉄筋コンクリート、鉄骨構造、木構造と範囲があり、それぞれは似ているようで別の項目です。
2級建築施工管理技士の試験において、間違いを見つける問題がほとんどなので、まずは、正しい文章を覚えるようにしましょう。
得点アップの虎の穴
四辺固定の長方形床スラブの中央部の引張鉄筋は、スラブの下側に配筋する。
コンクリートの設計基準強度が高くなると、鉄筋のコンクリートに対する許容付着応力度は高くなる。
腰壁や垂れ壁の付いた柱は、地震時にせん断破壊を起こしやすい。
耐震壁は、建築物の重心と剛心の距離が出来るだけ小さくするように配置する。
一般の鉄筋コンクリート造建築物では、風圧によって生じる応力より、地震によって生じる応力の大きさが大きい。
大スパンの梁は、クリープによる影響を考慮する。
あばら筋や帯筋は、梁や柱のせん断力に対して配置された鉄筋である。
梁の主筋は、主に梁の曲げ応力を負担する。
円形断面の柱の主筋は、8本以上とする。
柱のせん断力は、帯筋量を増やすことにより増加する。
柱の帯筋は、柱の曲げ応力を高める効果はない。
鉄筋の線膨張係数は、コンクリートの線膨張係数とほぼ同じである。
鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造に比べて自重が小さいため建築物に入力する地震力は小さくなる。
鋼材は不燃材料であるが、十分な耐火性能を有しない。
鉄骨構造は、鉄筋コンクリート構造に比べて変形能力が大きく、靭性に富む。
高力ボルト接合の摩擦面には、錆の発生などによる一定の値以上のすべり係数が必要である。
高力ボルト接合における摩擦接合は、高力ボルトで接手部材を締付け、部材間に生じる摩擦力によって応力を伝達する接合法である。
超音波探傷試験は、溶接部の内部欠陥の試験に使用される。
スプライスプレートとは、ボルト接合の継手を構成するために母材にそえる板を言う。
エンドタブとは、溶接の始端と終端に取り付ける補助板のことを言う。
地震力に対して有効な耐力壁の必要長さは、各階の床面積が同じ2階建であれば、1階の方が2階より大きい。
筋かいを入れた軸組の構造耐力上必要な長さの算定において、軸組長さに乗ずる倍率は、たすき掛けの場合、片側のみの場合の2倍とする。
構造耐力上主要な柱の有効細長比は、150以下とする。
軒桁は、垂木を直接受けて屋根荷重を柱に伝えるために用いられる。
胴差は、2階以上の床の位置で柱を相互につないでいる横架材である。
筋かいと間柱の交差する部分は、筋かいを欠き取らずに、間柱断面を切り欠く。
筋かいにより引張力が生じる柱の脚部近くには、アンカーボルトを設置する。
圧縮力を負担する木材の筋かいは、厚さ3cm以上で、幅9cm以上とする。
3階建ての1階の柱の断面は、原則として、小径13.5cm以上とする。
垂木と軒桁の接合には、ひねり金物を用いる。
軒桁と小屋梁の接合には、羽根板ボルトを用いる。
⇒ 羽根板ボルトとはこんなものです。
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