防水・シーリング工事
仕上げの中で、防水工事について二級建築施工管理技士の試験で問題が出ます。
どんな方法があるのかまとめました。
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防水・シーリング工事
防水工事は、大きく分けて3つあります。
貼る防水
定型材料を貼る「シート防水」です。
一部重ね合わせて、貼り合わせたところから水が漏れないようにします。
塗る工法
不定形材料(塗料)を塗る防水です。
塗膜防水です。
貼る+塗る防水工法
上記2つの方法を合わせたような工法です。
主にアスファルトをルーフィングシートに染み込ませて貼る方法です。
工法
アスファルト防水には、密着工法と絶縁工法があります。
違いを知れば何ということはないのですが、知らないと分からない項目です。
密着工法
密着工法は、下地面に防水層を全面密着させる方法です。
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屋上などによく使われています。
信頼性が高いです。
全面接着と言うイメージです。
絶縁工法
枠くらいは接着するけれど、それ以外は部分的に接着する工法。
立ち上がり部分や周辺部分は密着貼りします。
真ん中に空気が入ったらいけないので、絶縁工法の場合は、脱気装置が必要になる。
砂付き穴あきルーフィングの砂付き面は下に向けて貼る。
出隅、入隅部は、幅700mm以上のストレッチルーフィングを使う。
出隅、入隅とは、下図を参考に。
出っ張っているところは、出隅(でずみ)と呼びます。
30mm(3cm)の面取り。
入隅(いりずみ)は、引っ込んだ所。
入隅は、シートの曲げはあまりきつくできないので、70mm(7cm)の面取り。
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