光束、照度、輝度、光度の違い

2020年5月24日

光束、照度、輝度、光度どれも同じように見えます。

実は違います。

光束、照度、輝度、光度の違い

まず覚えるべきは「光束（こうそく）」でしょう。

光源から放射される放射束のうち、人間の目の感度で補正した値のことです。

単位はｌｍ（ルーメン）

大雑把に言うと、「人間の目でとらえた光」のこと。

ヘッドライトやランタンは明るさを「ルーメン」で表しています。

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次が「照度（しょうど）」。

単位はlｘ（ルクス）。

法律で事務室で精密な作業をするときは、300lx以上ないといけないなど決まっています。

照度は、「単位面積当たりに入射する光束」なので、単に明るければいいというわけではなく、広い机の場合は、一部だけ明るいのではなく、一様に明るい必要があります。

 

ついでに「光度（こうど）」で単位は「カンデラ」。

「単位立体角当たりに入射する光束」なのですが、要するに「光の強さ」です。