動的試験と静的試験の違い

2020年4月18日

動的試験と静的試験の違いについてお知らせします。

主に、2級建築施工管理技士の試験を想定しています。

 

動的試験

一定荷重(あるいは一定変形)ごとに加力を止め、材料(試験片)のひずみや変形の度合いを測定する試験。

時間や加力速度の影響を受けないことを前提としているので、ゆっくり行われることが多い。

 

その瞬間瞬間の点の情報が得られ、それらをつなぐことで、材料(試験片)の性質を知る。

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建築で言えば、標準貫入(かんにゅう)試験、機械などで言えば、引張・圧縮・せん断試験のこと。

 

静的試験

材料が受けると想定される力を材料に加える試験。

加力時間や速度・周波数などの差による影響を考慮するので、静的試験に比べると、速い実験になる。

 

建築で言うと、スエーデン式サンディング試験、機械などで言うと、衝撃・疲労や摩擦・摩耗・発熱試験のことを言う。

 

 

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