動的試験と静的試験の違い
動的試験と静的試験の違いについてお知らせします。
主に、2級建築施工管理技士の試験を想定しています。
動的試験
一定荷重(あるいは一定変形)ごとに加力を止め、材料(試験片)のひずみや変形の度合いを測定する試験。
時間や加力速度の影響を受けないことを前提としているので、ゆっくり行われることが多い。
その瞬間瞬間の点の情報が得られ、それらをつなぐことで、材料(試験片)の性質を知る。
スポンサー
建築で言えば、標準貫入(かんにゅう)試験、機械などで言えば、引張・圧縮・せん断試験のこと。
静的試験
材料が受けると想定される力を材料に加える試験。
加力時間や速度・周波数などの差による影響を考慮するので、静的試験に比べると、速い実験になる。
建築で言うと、スエーデン式サンディング試験、機械などで言うと、衝撃・疲労や摩擦・摩耗・発熱試験のことを言う。
スポンサー
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません