補強コンクリートブロック

補強コンクリートブロックも、二級建築施工管理技士の試験ででます。

要するに普通のブロックです。

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補強コンクリートブロックとは

「補強コンクリートブロック」なんて言うと、特殊なものっぽいですが、普通のブロックです。

補強コンクリートブロック

 

こんな風に使います。

補強コンクリートブロック

 

壁鉄筋の重ね継手長さは、45d。

重ね継手長さ

ちなみに「d」は鉄筋の呼び名です。

異形鉄筋の場合、どこなのか分かりにくいですが、ここです。

鉄筋

異形鉄筋ってこれです。

 

呼び名の数値はここの径。

呼び名

 

定着長さは40d

鉄筋の長さと定着長さはちがいます。

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定着長さ

 

1日の積み上げ高さは、1.6m以下

モルタルの打ち継ぎは、ブロック天端から5cm下がった位置。

ブロックのフェイスシェルの厚い方を上にする。

 

ブロックは、型にコンクリートを流し込んで作るので、横から見たら、必ず抜き勾配があります。

抜き勾配の大きい方(厚い方)を上にして積みます。

そうすれば、コンクリートを上から流し込んだ時、きれいに詰まります。

ブロックのフェイスシェル

逆に抜き勾配を下にしてしまうと、積み重ねている部分に空間ができてしまいます。

 

ちなみに、ブロックの穴には、鉄筋がない孔にもモルタルを充填します。

ブロック上端より5cm下がった位置までとします。

 

上のイラストは、分かりやすく勾配を描いています。

実際のブロックを見てみます。

ブロックのフェイスシェル

 

広い方が上なので、この方向に積んではいけないと言うことになります。

ブロックの抜き勾配

どっちが広いか、狭いかは、微妙なものもあります。

見極められる必要はありません。

そういうものがあると言うことくらい知っていれば、二級建築施工管理技士の試験ではOKなのです。

 

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